日本発着クルーズ

クルーズ船の楽しみ方|乗船前にぜひ知っておきたい事まとめ

日本発着のクルーズの旅が、どんどん増えていますね。

私も2014年にはじめてダイヤモンドプリンセスに乗船してから、今まで、6回ほど乗船。

クルーズ船日本発着の旅のリピーターです。

はじめてのクルーズ旅行のときは、わからない事がいっぱいでした。

知らなかっただけに大失敗もありました。

これからクルーズ旅行をしたいという人も、きっと乗船前の私たちと同じ疑問、質問をお持ちかと思います。

「そもそも船旅のメリットってなんなの?」
「どうやって過ごすの?」
「楽しみ方は何がある?」
「船旅のデメリットだってあるはず。」
「船酔いはしないのか。」
「お金はどのくらい使うのか。」
「客室はどんな感じなのか。」

などまとめました。

クルーズ船のメリット・デメリット

クルーズ船に乗る前に、まずは船の旅のメリット、デメリットを知りましょう。

メリット①目的地までの移動がとっても楽

豪華客船は、当たり前ですがとても大きな船です。

大きなホテルが、そのまま目的地に向けて移動してくれているようなもの。

移動の辛さを感じることは一切ありません。

移動の楽さは、飛行機のビジネスクラスにも勝ります。

お風呂に入りながら、食事をしながら、映画を見ながら、ベットで横になりながら目的地と目的地の間を移動するのです。

メリット②|荷物の持ち運びが必要ない

旅行で目的地が多ければ多いほど、大変なのが荷造りと荷物運びです。

クルーズの旅では荷造りの必要がないです。

1回の船旅で最高、7か所の寄港地を回った事があります。

目的地で買い物をするたびに荷物はどんどん増えていきました。

でも、全然問題ないのです。

旅の終わりまで、船内の部屋に置いておけばよいだけです。

スーツケースをほどくのは乗船したとき1回だけ。

スーツケースに荷物を積めるのも下船するとき1回だけという便利さです。

7か所も回りながら、まったく荷造りの必要がないのは、船旅だけと言えるでしょう。

メリット③|意外とお金がかからない

クルーズ船の中には無料のレストランが何か所かあります。

朝から深夜まで、何かしらの食事のとれるレストランが、どこかで空いています。

「1日中、何を食べてもタダ!」という過ごし方も出来ます。

参加無料のアトラクションやイベントもたくさんあります。

大画面で楽しむ映画だって、見放題です。

プールに入りながら映画を見ても無料です。

フランダンスレッスンも参加無料。

意外とリーズナブルなのです。

デメリット①揺れるので船酔いをすることがある

クルーズ旅行は、長期間海の上で揺れながら生活することになります。

なかには、2日間ずっと海の上というツアーもあります。

気になるのは、「船酔い」ですね。

食事をするときも、お風呂に入っていても、海を走行しているときは船は揺れています。

船酔いされる方もいらっしゃいます。

私も一度だけ揺れの酷かった日に「船酔い未遂」の経験をしました。

台風などの悪天候、潮の流れの強い場所などどうしても船が揺れるのを避けられないこともあります。

ご心配な方は、出発の前に、酔い止めのお薬をご持参されることをおすすめします。

ダイヤモンドプリンセスでは一応船の中にも医務室があり、酔い止めが常備されています。

【船酔い回避】①真ん中の部屋に泊まろう

少しでも揺れを少なくする方法がいくつかあります。

まずひとつは、船の中央のあたりのお部屋に宿泊することです

そうすることで船の先端の部屋よりも揺れを感じにくいです。

ただ船によっては、真ん中に近ければ近いほど、ツアー料金が高くなることもあります。

また船によっては、せっかくスイートルームに宿泊したのに船の先端だったので揺れが酷いなんてこともあります。

希望のお部屋と希望の位置を旅行代理店に確認するのが一番です。

【船酔い回避】②揺れが心配なら大きな船に乗ろう

「揺れるの心配」という方は、まずは出来るだけ大きな船に乗ってみることをおすすめします。

当然ですが、大きな船の方が揺れが少ないです。

デメリットその②食事の新鮮さにかける

豪華客船の中では美味しいお料理がたくさんあります。

ただ船内では、食材と調理方法がどうしても限られてしまいます。

火力を使った料理、新鮮なものなどが食べられません。

ダイヤモンドプリンセスには「海」という寿司レストランがあります。

とても美味しいレストランです。

ただ食材の新鮮さでは、どうしても地上のレストランにはかないません。

デメリット③予定の寄港地が変更になる事がある

どんなに大きな豪華客船でも、天候の影響により、寄港する予定だった港が変更になることがあります。

一番大きく影響するのは、やっぱり台風。

私たちは過去2度のクルーズで寄港地が変更になりました。

楽しみにしていた花火大会やお祭りでも、寄港によっては諦めないといけないことがあります。

クルーズの旅Q&A|よくある質問・疑問

Q.外国船で、言葉に困ることはあるの?

私が乗船したのは、ダイヤモンドプリンセスとコスタビクトリア。

どちらも外国船です。

外国船であれば基本的に乗船しているスタッフは、外国人であることが多いです。

ちなみに日本船の飛鳥Ⅱでもたくさんの外国人が船でサービスをしてくれています。

外国のスタッフでも日本語が上手な方が増えました。

一度、全く英語が話せない方が、お部屋の掃除の要望を言いたいけど、日本語が通じないと困っておられました。

どうしても困った時には、日本人クルーを探せば必ず助けてくれるので大丈夫です。

船内のイベントは参加前に日本語OKか要チェック

クルーズ船の中では様々なイベントが行われます。

「あ、このイベントに参加したい!」

と思っても、イベントの司会が英語しか話さない場合参加しても言葉がわからないことがありました。

イベント告知の船内新聞などに「日本語OK」とか「英語のみ」とか書いてあるので、確認してから参加しましょう。

Q.ずっと船の中で退屈しない!?

クルーズ船の旅では、寄港地に立ち寄らない「終日クルーズ」という日があります。

言葉の通り、1日中船の上です。

私は終日クルーズを退屈と感じた事は一度もありません。

船の中では、たくさんのイベントが行われますし、360度海という景色はとても美しく、バルコニーで横になっているだけでも幸せです。

オレンジ色のサンセット、虹が見えることもあります。

それでも心配であれば、寄港地が多く、終日航海日の少ないツアーを選ぶとよいです。

Q.船の中で支払いをするときはどうする?

ダイヤモンドプリンセス、コスタビクトリアでは船内でお金はいりません。

船に乗ると、全ての乗船者にクルーズカードが渡されます。

こんなカードを常に首からさげておきます。

ルームキーにもなるし、支払いも全てこのカードで行います。

食事中有料のドリンクを頼むと、スタッフがカードを確認します。

その後伝票をお持ちになるので、値段を確認してサインします。

降りる時に一括して支払うので、とっても便利です。

乗船時にクレジットカードを登録しておくと、クレジットカード清算出来るのでオススメです。

Q.クルーズ船の説明会には行くべき!?

旅行会社のホームページを見てみると「説明会開催」と記載してありますよね。

クルーズ旅行に行く前は、説明会に参加した方が良いのでしょうか。

私は初めての乗船を決める前、説明会に参加しました。

説明会の参加者は私たちだけ(笑)

意外とみんな参加しないんですね。

「遠い。」「時間がない。」「面倒。」という人は無理して参加する必要はありません。

ネット申込み後、旅行会社の人が大変丁寧にやり取りしてくださいます。

クルーズ船の旅の楽しみ方は!?

【秘策①】クルーズ船の入港と出港を満喫しよう

寄港地に入港するとき、出港するときは楽しむべきイベントです。

写真は、鹿児島港を出港するときの地元のブラスバンドの演奏による盛大なるお見送りです。

うっかり部屋でゆっくりしていると出港のイベントを見逃します。

日本の港では特に暖かい入港での歓迎、出港でのお見送りに感動します。

たくさんの人が見送ってくれる旅立ちもクルーズならではのイベントです。

【秘策②】イベントなどでは場所の確保が大変!早めの移動と譲り合いを

出港時や入港時、地元の人のお見送りや歓迎を見ようとたくさんの人が集まってきます。

遅く行くと、よく見える場所が埋まってしまっているなんてこともあります。

もし早く行って良い場所が確保できて、いい写真が撮れた場合、別の人に譲ったりすると仲良くなり、旅行が楽しくなります。

お一人で乗船されている人の写真を撮ってあげるのもいいですね。

【秘策③】オシャレを楽しむ

船の中では、いつもと違うオシャレを楽しむことができます。

船旅の途中に開催されるフォーマルナイトでは、着物、カクテルドレスなどを着て華やかのディナーを楽しめます。

【秘策④】変わりゆく景色を楽しむ

360度海に囲まれ、船に乗らないと見えない景色がたくさんあります。

野生のイルカに出会ったり、2つ重なる虹を見たり、最高です。

出来るだけデッキに出て、海を眺めているのがおすすめです。

私はクルーズの旅を機会にカメラを買いました。

まずは短いツアーにトライしてみる

クルーズの旅にまだまだ心配がある方は、まずショートクルーズで

「船旅とはどんなもの?」

を体感してみることをオススメします。

船の揺れ、食事、終日クルーズの過ごし方やフォーマルナイトのことがよくわかります。

よければ再び、長い船旅に挑戦するといいですよ。

2回目の乗船には、リピーター割引もあります。

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