京都のパワースポット、縁結びのご利益でも有名な下鴨神社の参拝記です。
スピリチュアルなパワーあふれる広大な境内で、恋愛成就するパワーをいただきましょう。
今回の参拝ルートは、出町柳駅から鳥居をくぐり、参道を歩きつつ下鴨神社本殿へと向かいます。
女子力パワーアップ|河合神社

まずは最初のパワースポットへ行ってみましょう。

緑いっぱいの境内から、早速スピリチュアルなパワーをいただきます。


女子力アップのパワーをいただける河合神社です。

境内には、早速着物を着た多くの女性たちの姿が見えます。

これがこの河合神社の有名な鏡絵馬。
すっぴん状態の顔が描かれており、そこに自分がなりたい顔にメイクをするというもの。

境内には絵馬にお化粧をするスペースが設けてあり、色鉛筆などを貸し出してくださいます。
裏に神様へのお願い事を書き、表のメイクが出来上がれば、女子力アップ絵馬の完成です。

女性たちの祈りを込めた絵馬が、多く奉納されています。

河合神社のご祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。
ご祭神には神武天皇の母、玉依姫命をお祀りし、玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰も深い。
下鴨神社公式ホームページより

かりん美人水なるものを発見。
下鴨神社の「葵の庭」(別名:かりんの庭)でとれたかりんと神水でつくられた、飲むと美人になるというありがたいもの。
暖かいものと冷たいものとあります。
スピリチュアルな力を体内にも取り込めますね。
ラグビーの聖地|雑太社(さわた社)

ラグビーの聖地、雑太(さわた)社です。
この雑太社の前にある糺の森馬場は、関西で初めてラグビーが行われた場所です。
第一蹴の地の石碑は、1969年に京都大学ラグビー部OBの皆さんによって建立されました。

2019年のラグビーワールドカップのときには、世界から集まったラガーマンもこの雑太社を訪れたそうです。

ラグビーボールの形をした絵馬がたくさん奉納されています。
スピリチュアルパワーいっぱい|糺(ただす)の森

下鴨神社に広がる、12万4千㎡という広大な糺の森です。

緑あふれる森には、小川が流れています。
糺の森は、鴨川の水源、清水の湧く神地、まさにパワースポットです。

直澄(ただす)が語源となり、糺の森と呼ばれています。

参道には、ちょっと目を引く手水舎があります。

御手洗は下鴨神社のご祭神にゆかりのある磐座石(いわくらいし)。
磐座石にご神水を注いでいるのは大木の幹です。
「糺の森の主」と呼ばれた樹齢600年の欅が、今は手水舎にて皆様の心を清められています。
さるやで休憩

南口の鳥居はすぐそこですが、その前に「休憩所さるや」に寄り道します。


まめ豆茶のアイスをいただきました。
メニューいろいろで美味しいので、ぜひ寄ってみてください。
縁結びのパワースポット|相生社(あいおいのやしろ)

下鴨神社の縁結びのパワースポットといえば、ここ相生社です。

ご祭神は、産霊神(むすひのかみ)、古来から縁を結ぶ神様として知られているそうです。

授与所には、縁結びのお守りもずらりと並んでいます。

次々と参拝者が訪れます。

お社の隣には「連理の賢木」(れんりのさかき)と呼ばれる不思議な木があります。
2本の木が途中から1本の木になっており、下鴨神社の七不思議のひとつです。
もうひとつ不思議なのは、この連理の賢木、木が高齢になって枯れてしまうと、必ず新しい連理の賢木が糺の森に誕生するのだそう。
現在の連理の賢木は、4代目にあたります。
相生社の参拝順序

相生社で縁結びのご利益をいただくには、まず授与所で絵馬を授与します。

願い事を絵馬に書き、絵馬を持ったまま相生社の前に立ちます。
それから女性は反時計回り、男性は時計回りでお社の周りを2周まわります。
3周目の途中、絵馬かけに絵馬を奉納します。
最後にお社の前に戻り、お参りします。
お参り終えたら、最後に連理の賢木の御生曳(みあれびき)を2回引いてお参りしましょう。
神様に願いが届くといいですね。
こちらが南口の鳥居です。
下鴨神社|桜門の中へ

美しい楼門です。

中に入ると、舞殿が目にとまります。
桧皮葺が美しいです。

解除所があります。
この解除所は、天皇の行幸、御幸、官祭がお祓いを受けられる場所。
常設してあるのは下鴨神社だけだそうです。

ご祭神の玉依媛命から媛小松(ひめのこまつ)と名付けられたご神木です。
古今和歌集にも登場します。
「ちはやぶる賀茂のやしろの姫小松よろづ世ふとも色はかはらじ」
藤原敏行の詠んだ句です。
開運厄除け|出雲井於神社(比良木神社)

開運厄除けのパワースポット、出雲井於神社(いずもいのへのじんじゃ)です。
「井於」は「鴨川のほとり」という意味で、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)が祀られています。

社殿の前にはお茶の木があり、祭事のときにはお茶が薬草としてお供えされるそうです。
神社の周りに献木すると、すべて「柊」(ひいらぎ)のように葉っぱがギザギザになることから、通称比良木(柊社)と呼ばれています。
下鴨神社の七不思議のひとつとして「何でも柊(=比良木)」と呼ばれているそうで、不思議ですね。
輪橋

見事な太鼓橋、「輪橋」がみえます。

輪橋の下を川が流れ、御手洗池へと続きます。

多くの人が撮影のために並んでいた鳥居です。

輪橋をわたることは出来ないので、鳥居の下から撮影。
御手洗池と御手洗社

御手洗池にやってきました。
土用の丑の日に無病息災を祈願して、足つけ行事が行われる場所です。
日頃は水みくじをつけて、運を占うところでもあります。

正面には井上社(御手洗社)。

ご祭神は、川の神様である瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)、祓い清めの神様です。

土用には、池や川から清水が湧きでるため、下鴨神社の七不思議のひとつに数えられています。
湧き出る水泡を形どって作られたのが、有名なみたらし団子です。
下鴨神社・中門の奥へ

さらに中門の奥へと進みます。

干支のお社がありました。

七つのお社があり、それぞれの干支の神様が祀られています。

ズラリと奉納された絵馬。

中門の正面には幣殿があり、そこから西本殿と東本殿にお参りします。
東本殿には玉依媛命(たまよりひめのみこと)、西本殿には賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が祀られています。

中門の外へ出て、三井神社、日吉神社、沢田社、 諏訪社、小杜社、白髭社 をお参りに行きます。

外から見ても神聖な空気が流れています。
下鴨神社へのアクセス
京都市左京区下鴨泉川町59