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於岩稲荷田宮神社と陽運寺で縁切りのご利益を頂く

東京都新宿区にある縁切りのパワースポット於岩稲荷田宮神社と陽運寺。

全国的に縁切りのご利益で知られているところです。

四谷左門町田宮家の邸内にあった社が、この田宮神社。

初代田宮又左衛門の娘がお岩さんで、そのお岩さんが大変信仰していた社だったそうです。

お岩さんは養子の伊右衛門と共にお家再興したことで、この社も「お岩稲荷」として人々に慕われるようになったとのこと。

四谷怪談のブームと共に更に信仰は厚くなります。

お岩さんが実在していたのは、四谷怪談の作品が出来る200年の前で、知られている怖いあらすじとは違い、とても円満なご夫婦だったそうです。

明治時代に火事で焼失しますが、戦後に四谷に再建されたそうです。

とても明るい雰囲気の境内。

祠と奉納された鳥居があります。

四谷怪談は歌舞伎でも人気の演目ですが、上演前にはお参りされて、部隊の安全と成功を祈願されるそうです。

ちなみに「参拝しないと事故にあう」とか、呪い、たたりなんで怖いことを言う方もいますが、全くそんなものはありません。

田宮稲荷のご祭神

豊受比賣大神(とようけひめのおおかみ)

田宮於岩命(たみやおいわのみこと)

もうひとつの於岩稲荷、陽運寺に行ってみます。

「於岩稲荷」とあります。

山梨県身延山久遠寺を総本山とする日蓮宗の寺院だそうです。

お岩さまをお祀りしていることから於岩稲荷と呼ばれるようになったそうで、本堂にはお岩さまの木像も安置されているとのこと。

お岩さまゆかりの井戸。

「現在も御霊水として使われています」とあります。

「お岩稲荷霊堂再建記念碑」とあります。

陽運寺の公式ホームページによると…

この地にあったお岩様の霊堂が戦災にあったため栃木県沼和田から薬師堂を移築再建し当寺が開山されました。

境内にある秦山木の下にお岩様縁の祠があったと伝えられ陽運寺の起源とされています。薬師堂の棟札には宝暦七年と記されており、二五〇年以上の歴史ある建物です。

とあります。

陽運寺の境内に「心願成就の石」というものがあります。

「願いを込めて一個ずつ叶玉投げ入れるべし」と書いてある。

叶玉とはこれ。

本堂の横に3つの小さな玉が筒に入れてあります。

この玉をひとつずつ、願いを込めて心願成就の石に投げ入れる。

ちなみに「はずれても大丈夫!」とありますが、本当に大丈夫です。

私も1個外しましたが、特に不幸が起きるようなことはないし、願いは叶った気がします。

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