パワースポット

厳島神社のお守りとご利益|縁結び効果絶大。おみくじも当たると評判

世界遺産である宮島の厳島神社は、恋愛、結婚の神様がいらっしゃる場所です。

美しい回廊、海に浮かぶ鳥居で有名なの厳島神社。

とてもご利益があって霊験あらたかな神社です。

効果絶大のお守りと御朱印、御朱印帳も大人気です。

参拝順路に沿ってパワースポットを紹介します。

フェリー乗り場から厳島神社へ歩く

※画像は2017年撮影、2022年撮影がそれぞれあります。

石鳥居の真ん中は通らない

フェリー乗り場から厳島神社に進んでいくと、石鳥居が出てきます。

高さは9.7m、 幅は4mあります。

ここは真ん中をくぐらずに両端を通って進みます。

真ん中は神様の通り道だそうです

厳島神社のシンボル|大鳥居

宮島 厳島神社の鳥居

大鳥居が見え始めます。

厳島神社で一番有名なのが、この海上の大鳥居ですね。

宮島のシンボルです。

現在の鳥居は平安時代より数えること8代目の鳥居です。

どどん!

こちらは2022年3月末、修復中の大鳥居です。

高さ16m、棟の長さ24m。

1875年に再建されました。

主柱(おもばしら)は社殿から見て左側が香川県の楠木、右側は宮崎県の楠木です。

全体に丹塗が施してあり、屋根と袖柱は檜皮葺(ひわだぶき)です。

額面は有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王のご神筆です。

海に面した方が「嚴島神社」、社殿に面した方が「伊都岐島神社」と書かれています。

厳島神社も近づいて参りました。

寄り道せずに参拝入り口へ向かいます。

参拝入り口から回廊へ

厳島神社の回廊の入り口
厳島神社の回廊の入り口

2022年3月、修復のためカバーを被った状態です。

参拝入り口で昇殿料を払い、手水舎で手、口を清めます。

いよいよ回廊を歩きます。

厳島神社のパワースポット

ご利益は縁結び・結婚|客神社(まろうどじんじゃ)

回廊右手側に出てくる祓い所。

ここでも、まずは二例二拍手一礼をします。

そのあと、祓い串で体を清める。

祓い方は、自分の方を左・右・左の順番で祓っていきます。

神にお会いする前、自分の体のお清めでございます。

最初のパワースポット、客神社(まろうどじんじゃ)です。

入口を入り美しい回廊を少し進んだところに鎮座されています。

結婚、縁結び、美のご利益もあり、女性にとっては嬉しいご利益があるのです。

客神社は国宝です。

この客神社には、神様が5柱祀られています。

天忍穂耳尊
(あまのおしほみみのみこと)

天穂日命
(あめほひのみこと)

天津彦根命
(あまつひこねのみこと)

活津彦根
(いくつひこねのみこと)

熊野櫲樟日命
くまのくすひのみこと

客神社のご利益、一気に書きます。

●農業、工業鉱山の守護神
●金属工業の守護
●産業開発
●勝運、招福
●家門繁栄
●入学、就職
●結婚♥
●厄除け
●病気平癒
●学問上達
●受験合格
●縁結び♥
●農業、養蚕守護
●国土開発
●産業振興
●漁業
●祈雨
●台風除け
●水難、火難除け

結婚したい女性も、夫婦円満を目指す女性もご利益がある場所です。

ご利益は美|絶世の美女が祀られているご本殿

奥に見えるのが、厳島神社のご本殿。

写真は、高舞台を背中に拝殿を通して本殿を撮影。

こちらには、宗像三神が祀られています。

宗像三神は、とても有名ですね。

絶世の美女と呼ばれる女性の神様です。

一番知られているのは、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、弁天さまですね。

女性に人気の美の神様でもあります。

ご本殿について

鏡の池

厳島八景のひとつ鏡の池です。

客神社の横にあります。

湧水が出ていて、潮がひいたときに手鏡の様に見えるので「鏡の池」と呼ばれています。

潮が引いている時は拝見出来るチャンスです。

卒塔婆石(そとばいし)

鏡の池の近くに卒塔婆石(そとばいし)があります。

喜界島(硫黄島)に島流しにされた平康頼が、京都にいる母恋しさに2首の和歌を書いて海に流したそうです。

すると、1首の和歌がこの石の元に流れ着いたという伝説があります。

厳島神社のご利益は心願成就

厳島神社の回廊を進んでいきます。

厳島神社は、歴史上有名な武将たちから厚く崇拝されています。

平家一門は繁栄を祈願。

平清盛が、この海上に浮かぶ美しい社殿を建設したのも厚い信仰心からです。

毛利元就は厳島の戦いに勝利し、中国制覇を成し遂げました。

天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、九州遠征の際に厳島神社に参拝。

大経堂(千畳閣)を造営します。

最近では、2016年にG7広島外相会合で、世界のトップも厳島神社を訪れました。

今日も日本中のビジネスマンが参拝している理由は、歴史のリーダーたちが信仰し、成し遂げた功績にあるのです。

インスタ映えスポット|高舞台

国宝の高舞台です。

黒漆塗りの基壇に朱漆塗りの高欄があります。

前と後ろには素木(しらき)の階段があります。

平安時代、平清盛が厳島神社を厚く信仰し、現代の社殿を作られたときに大阪四天王寺から舞楽を伝えたのが、厳島神社の舞楽の始まりです。

後々も大内氏、毛利氏、浅野氏により伝承され続けています。

厳島神社の狛犬様
厳島神社の狛犬様

狛犬様は後ろから見ても、なんだか美しいです。

高舞台から海上の鳥居を撮影するのは行列必至

高舞台で写す写真は、とにかくインスタ映えします。

海上の大鳥居をバックに撮影するのには、いつも行列が出来ています。

順番待ちしてでも撮る価値ありです。

ご利益は縁結び|大国神社

本殿に続いて、大国神社があります。

大国主命(おおくにぬしのみこと)がお祀りされています。

出雲大社と同じ、縁結びの神様です。

メインの回廊から一歩奥に入ったところにあります。

人の流れが大国神社に向かっていないので、知らないと通り過ぎてしまいます。

せっかくの縁結びのパワースポットなので、ぜひ参拝してください。

ご利益は学業成就|天神社

更に大国神社から絵馬奉納所の奥には、菅原道真公が祀られている天神社があります。

ご利益が学業成就です。

おびただしい数の絵馬がご利益のすごさを物語っています。

インスタ映えするスポット

回廊を歩いていると一直線に大鳥居が見える場所があります。

意外と行列など出来てなくて、穴場の撮影スポットです。

回廊(かいろう)

厳島神社の御社殿は、御本社、客神社、朝座屋、大国社を結ぶ回廊、橋、舞台などで成り立っています。

参拝入り口から続いている回廊も国宝なのです。

回廊床板の間には、わずかに隙間があいています。

この隙間は高潮の時に波に浮く浮力をやわらげる、床上に上がった海水を抜くなどの役割があります。

反橋(そりばし)

天皇が派遣される勅使、また上卿職(しょうけいしょく)の方が厳島神社にご参拝される際に渡りになった橋。

橋の中央に階段のようなものを設けて渡られたそうです。

別名「勅使橋」とも呼ばれています。

能舞台

厳島合戦のあと、毛利元就が京都から観世太夫を招いて神前に奉納した事が厳島神社の能の始まりです。

現在の能舞台は1680年、浅野網長によって再建されたものです。

笛柱が独立しているのが特色です。

毎年4月16日からの3日間、神能が行われます。

厳島神社の境内MAP

厳島神社の参拝入り口~回廊を廻って出口までのMAPです。

厳島神社のお守り

厳島神社のお守り
厳島神社のお守り

御神衣守り

御神衣守り

健康、長寿、病気平癒

厳島神社の御朱印・御朱印帳

厳島神社の神紋が入っています。

さっそく御朱印もいただきます。

五重塔がキレイに見えるスポット

厳島神社の出口を出て戻る途中、五重塔が見えます。

緑と青い空、朱塗りの建物がとてもきれいに映ります。

五重塔の近くで撮影するより離れて撮影するとキレイですよ。

厳島神社と一緒に参拝しよう!大願寺

厳島神社を出るともう一つのパワースポット、大願寺があります。

竹生島江島神社の弁財天と並んで、日本三大弁財天のひとつである厳島弁財天さまがいらっしゃる場所です。

普段は弁財天様のお姿を見ることは出来ず、旧暦の6月17日に御開帳されます。

大願寺の御朱印

 宮島・厳島神社のへのアクセス

広島県廿日市市宮島町1-1

広島市方面からのアクセス

広島岩国道路廿日市IC下車
宮島口フェリー乗り場からフェリーで約10分

山口県方面からのアクセス

広島岩国道路大野IC下車
宮島口フェリー乗り場からフェリーで約10分

お車は宮島口に駐車。

宮島松大汽船とJR西日本のフェリーが運行しています。

JRのフェリーに乗った方が、鳥居がよく見えるとのことでした。

JR西日本宮島フェリーのホームページはこちらから

宮島松大汽船のホームページはこちらから

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